2011/04/26

血尿が出たので精密検査を受けてきた

トマトジュースのような血尿
 先週の日曜日にトイレに行ったら何の前触れもなく血尿が出た。ほとんどトマトジュース。特に痛みや違和感は無し。さすがにビックリして、次の日に会社を休んで近所のクリニックへ行く。そこでは「精密検査が要るね」と言われ、止血剤と総合病院の紹介状を貰う。その間もかなり鮮やかな血尿は出続ける。

総合病院で精密検査
 火曜日になった。この日も会社を休んで、総合病院へ行く。初めて行く病院なので無駄に緊張。医者に病状を告げ検査へ、CTスキャン2発と、レントゲン1発を撮影。多分、20mSVほどの被爆。結構な量だ。ただし、この日は放射線科の先生が休みなので結果は出ず。来週の月曜にまた来てくださいとのこと。ワーストケースでは腎臓や膀胱のガンの可能性があるそうだ。まだ30代なので可能性は低いと言われたが、さすがにガンという単語が出るとドキドキした。

結果待ちの間に症状は治まっていく
 およそ一週間の結果待ちは微妙な心境だった。仕事が手に付かない、という程ではないが妙に考え事をしている時間が増えた気がする。今思えば、検査結果がどうなるかより、次回に膀胱鏡の検査をする、と言われていたことにビビッていたのかもしれない。かなり痛いようだったので・・・。しかし、そうこうしているウチに症状は治まっていった。最初、全量トマトジュースだった尿は、最後だけトマトジュースが出るようになり、土曜には普通になっていた。

「異常なし」で経過観察
 そして今日、結果を聞きに行ってきた。結論は「異常なし」。CTやレントゲンには、ガンや結石の類はなく、尿からもガン細胞は検出されず。また、今日採った尿からは血も検出されなくなっていた。膀胱鏡で膀胱の中も検査したが異常なしだった。つまり、血尿の原因は分からないまま。でも治ってしまったので、経過観察で一ヶ月後にもう一回検尿しましょう、ということになり、炎症を止める薬を貰って帰った。異常なくて良かったと思えばいいのか、結石くらいに落ち着いたほうが、気が楽だったと思えばいいのか、もやもやした心境ではあるが、直ちに生命に影響を与えるレベルではなさそうなので、ひとまずホッとした。

膀胱鏡のこと
 前述の通り、今日は膀胱鏡の検査をした。色々調べると、かなり痛そうだったので、正直かなりビビっていた。果たして、やはり痛かったワケだが、思ったより痛くはなかった。まず、尿道麻酔(これも少し痛い)をしたので痛みはかなり押さえられていたのだと思う。痛みの質は、押し込むような鈍い痛みで、「ぐふっ」というリアクションが出そう。想像していたのはもっと刺すような痛みだったのが、杞憂だった。意外な苦痛は、「尿意」。膀胱を圧迫するから(生食を吊っていたので注入していたのかも知れない)か、すごくおしっこがしたくなった。時間としては5分程度だったの思うので、特に耐えがたいことはなかったが、あまりお世話にはなりたくない感触であることに変わりはない。
 さらに、検査後も苦痛は続く。膀胱鏡はどうしても尿管の周囲を傷つけるので、検査が原因で少し血尿が出るようになってしまった。しかも用をたす時、しみるような痛みが走る。当初の血尿は痛みの類はなかったのに、治った後の検査で痛みを伴う血尿になる不条理。メーカーの方には、より柔らかい素材の膀胱鏡の開発をお願いしたい。

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