2010/10/27

イタリア&ドイツ旅行記(4/7) 9月21日編 フィレンツェ&ヴェネツィア〜寝台列車でミュンヘンへ

今日も6時半起床。朝食を食べてホテルを出る。
フロントで、16:00くらいまで荷物を預かってくれないかと頼んでみたらOKだったので、スーツケースを預けてフィレンツェの街をブラブラ。

電気自動車

狭い路地ばかりというのもあってか、こういう小型車がたくさん路駐されている。
50ccのオート3輪もたまに走っている。

馬車もスタンバイ中

シニョーリア広場では観光用の馬車がスタンバイ中。
ひとしきりブラブラした後、8:15から予約してあるアカデミア美術館へ。
アカデミア美術館は予約ありの人と、予約なしの人で入り口が違う。
予約ありの入り口も既に列ができていた。

リアルのダビデ像をみて。実はスリング(らしきもの)を持っていたことを知る。

アカデミア美術館を出た後は、ボーボリ庭園へ。
入り口のセキュリティチェックで引っかかったので、財布やらベルトやらを出していたら、「行っていい」的なジェスチャー。こんないい加減なチェックで大丈夫か?

ボーボリ庭園の池

日本の庭園なら、池の中にはことごとく鯉がいるわけだが、ここはイタリア、そんなものはいなかった。ヨーロッパでは池には鳥がいる例が多いみたい。

ボーボリ庭園からピッティ宮を臨む

ピッティ宮の中は美術館や博物館になっているが、今回は行かず。

ボーボリ庭園の通路

普通に緑のきれいな通路。こんなのが縦横無尽に広がっている広大な庭園。
中でランニングをしている女の人もいた。わざわざ有料の庭園でランニングをするとは・・・。
人は少ないし、石畳じゃなくて足を痛めにくいというのはあるのかもしれない。

ボーボリ庭園内のオブジェ

でっかい顔。意味はよく分からない。


ボーボリ庭園内の建物

ちょっとラピュタっぽい雰囲気。

ボーボリ庭園を出た後は、予約をしていたウフィッツィ美術館へ。
ここも、予約のあり/なしで入り口が違うが、予約券を入場券に換えるブースがまた別にあり、ここが既に行列になっている。ここで15分ほど並んだあと、さらに10分くらい入り口で並んでやっとこさ中へ。

ウフィッツィ美術館には、ボッティチェッリのプリマヴェーラやヴィーナスの誕生を始め、多くの有名な絵画が展示されている。数が多すぎてまともに回れば簡単に1日過ぎてしまうレベル。壁という壁に画が掛けられている。どうでもよさげな「Portrait of man」みたいなのもたくさんあるが。
受胎告知をテーマにした画が多かった印象。宗教画が多いので、生まれる、死ぬ、殺す、服従させるをテーマにしたようなものが多い。
トイレが、望外にきれいで豪華だったのに驚いた。

ウフィッツィ美術館を出た後は、少しブラブラと買い物。
Mywalitで自分用とお土産用の財布を買った。

ドイツの行くための寝台列車はヴェネツィアから出るので、電車でヴェネツィアへ移動する。
ローマからフィレンツェに来たときは2等車に乗ったが、今回は1等車。
1等車は2列シートと1列シートのレイアウトになるので、楽々な乗車感。
ウエルカムドリンクを売り子だと思って、No thank youと言ってしまったのは後悔している。

夜のヴェネツィア

すっかり暗くなったヴェネツィアをブラブラ。
パトランプを点けたモーターボートが運河を疾走していく。さすがヴェネツィア。
土産物売りの屋台がたくさんあるが、ここは中華系の露天商が多い。
ローマはアフリカ系もたくさんいたけど、都市によってシェアがガラリと変わるんだろうか。

夕食を食べた後は駅に戻って待合室で列車が来るのを待つ。

寝台列車

日本の寝台列車と同じく、客車列車。
なんと、自転車を積む専用のスペースがある。
自転車旅行者がそれなりにいるんだろう。

寝台列車

名前はCity Night Line。ドイツ語表記でNacht Zugとも書いてあった。
運行自体はドイツの会社がやっている。
それゆえ、車掌さんはドイツなまりの英語で話していた。
乗り込んだら、車掌さんにパスポートを預けます。

ヴェネツィア駅の電光掲示板

22:51発、ミュンヘン行き。

シャワー&トイレ付きの部屋をとっていたので、乗り込んだら荷物を片付け、シャワーをあびる。
シャワーはボタンを押すと一定時間お湯が出る仕様。シャワールームはやや狭いが、必要十分。
列車自体は年期モノに見えるが、寝台は柔らかく快適。遮音性はそれほど高くないので隣の部屋にうるさい人が来たら不快かもしれないが、今回はそういうことはなかった。

車掌さんに「朝のコーヒーは要るかい」と聞かれたのでイエスと言ったら、「5時に持ってくるよ」と言われたので目覚ましは4時半にセットしてから就寝。



なお、寝台列車の予約には鉄道の旅を利用しました。

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2010/10/24

イタリア&ドイツ旅行記(3/7) 9月20日編 ローマ〜フィレンツェ

今日も6時半起床。7時から朝食。
2泊目になったので食堂のお姉さんが顔を覚えてくれたらしく、
「Japanese?オハヨウゴザイマス」
と声をかけてくれた。

朝食を食べ終えて、今日もローマ観光へ。
まずはディオクレティアヌス帝の浴場跡へ行ったが、なんと月曜日は休み。
ちなみに、他にも今日行く予定だった、ローマ国立博物館マッシモ宮も月曜休みで断念。

ディオクレティアヌス帝の浴場跡

柵の間からカメラを入れて写真を撮って諦めることとする。
柵越しにテルマエ・ロマエも記念撮影。

ディオクレティアヌス帝の浴場跡を背景にテルマエ・ロマエ

テルマエ巡りの続きは、トラヤヌス帝の浴場跡。
コロッセオの近くにあるオッピオ公園の中の一区画にある。特に観光スポット化していないらしく、分かりづらかったので、かなりウロウロ歩き回ってしまった。ここは公園の一部なので、金網で防御されている。

トラヤヌス帝の浴場跡
地下鉄の駅でパニーニとコーラを買ってひと休みしてから、地下鉄でヴァチカンへ。
駅を降りて少し歩くと、すごい列が見えてきた。みんな、ヴァチカン博物館に入るための待ち行列で城壁の周りをぐるりと囲んでいる。
我々は前もってネット予約しておいたので、列の横を通って入り口へ。

パニーニとコカコーラ

ヴァチカン博物館の入り口

左が一般のお客さんの列。右が団体予約客と思しき列。真ん中が個人予約客の列。
セキュリティーは厳しく、空港並みの設備を通るので、ジャラジャラと金属物を身につけていると面倒くさいことになる。
中の展示品は豪華絢爛の一言。

ヴァチカン博物館の中

通路が一面、天井画と彫刻で埋め尽くされている。これは凄い。民主主義のお金の使い方じゃ絶対許されないだろうなあ。
まともに観ていたのでは丸々1日使っても足りないくらいの展示量。
フラッシュ禁止の場所でも、フラッシュ焚いて撮影している人がいるのは万国共通ですね。
多分、設定方法しらないだけだとは思うけど。
ヴァチカン博物館を出た後は、サン・ピエトロ広場へ。

サン・ピエトロ広場から見るサン・ピエトロ大聖堂

今日はフィレンツェまで電車で移動する予定だが、2つほど断念したスポットがあるため、時間が少し余ってしまった。
せっかくなのでRoma Storeなどでへ行ってレプリカユニフォームを買うことにする。とはいっても、残念ながらサイズの合うユニフォームが無かったのでレプリカ練習着を買った。
ちなみにレプリカユニフォームは80ユーロで、背番号入れると90ユーロ。
試合のチケットもここで売っています。

Roma Store

それにしても分かりにくい入り口だ。

レプリカを買った後は、ジョリッティでジェラートを食べてからテルミニ駅へ。
ジョリッティは先にレジでお金を払ってからジェラートのカウンターでオーダーするシステムのようで、分かっていない観光客(我々含む)でカオスになっていた。
テルミニ駅へ移動後、自動券売機でEurostar Italiaの切符を買う。券売機の前でツレと、あーでもない、こーでもないとやっていたら、制服着た駅のスタッフの人が親切に教えてくれた。イタリア人だって、使い方教えてお金を請求する人ばかりでは無いことを学んだぞ。

Eurostar Italia

フィレンツェまでは2等の指定席で移動。
通路挟んで隣のイタリア人っぽいおっさんに、英語で
「英語分かる?」「どこから来たの?」「イタリア来るのは初めて?」
などと話しかけられた。
2等車は4列シートで、シート間の肘掛けの所に電源がついている。今日は、隣に人がいて使わなかったが非常に便利だ。JRは見習って欲しい。個人的には特にサンダーバードで。
乗り心地は思ったより良く、車内もそれなりに静かだが、新幹線より細かな揺れが多い。線路の継ぎ目だろうか・・・。風景を見る限りスピードは新幹線に比べれば遅く感じる。
総合的には十分なクオリティだと思う。正直、イタリアの電車には期待していなかったので意外だった。
車掌のお姉さんが走行中、空席に座っておしゃべりしている点はさすがイタリア。

2時間ほどでフィレンツェに到着。
ホテルにチェックイン後、まだ時間があるのでドゥオーモに行く。

花の聖母教会ドゥオーモ

ドゥオーモのクーポラには463段の階段で登ることができる。
段数もキツいが、円を描くように登っていくので三半規管的にも少しキツい。

ドゥオーモ内の落書き

階段の左右にはたくさんの落書きが。
日本語もハングルも中国語も、もちろん英語も、たくさんありました。

ドゥオーモよりフィレンツェを臨む

なんとか登り切って、クーポラの上からパノラマ撮影。
ホントはドゥオーモ内部の天井画なども凄いのだが、持っていったレンズでは広角側が全然たりず上手く撮影できなかった。一面、天井画だから魚眼がいるという噂もあるが・・・。

ヴェッキオ宮

あとはプラプラと街を回り、サンタクローチェ教会とヴェッキオ宮を外から見てから、夕食へ。
夕食はOsteria dell'Agnoloで。
ドゥオーモの近くにあるナイスなリストランテ。魚介系のリゾットなどを食べた。
相変わらずイタリアは一品当たりの量が多い。
でも、隣の人はことごとく一人でその量を食べている。そりゃ太るよ。

魚介系のリゾット

リゾットは貝の身を殻から出すのにひと苦労。

満腹になったところでホテルに帰って、シャワー浴びて就寝。
今日は電車に乗ってたのもあって、体力的には余裕のある一日だった。



フィレンツェで泊まったホテルは、Hotel Perseo Florence
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅とドゥオーモの間という素晴らしい立地ながら、2人で150ユーロ以下(朝食付き)と、なかなかリーズナブルな価格。
設備は豪華ではなかったですが、清潔で広い部屋で満足度は高かった。

部屋の中はこんな感じ

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2010/10/17

イタリア&ドイツ旅行記(2/7) 9月19日編 ローマ観光(セリエAつき)

6時半に起き、7時から朝食を食べて早速ローマ市内の観光へ。

まずはテルミニ駅でローマパスを購入。これで各観光スポットや交通機関が安くなる。

ローマパスを手に入れたら地下鉄に乗ってコロッセオへ。
落書きの噂は聞いていたが、朝一でやってきた地下鉄車両が全面落書きで笑ってしまった。

ローマの地下鉄

コロッセオ、フォロロマーノ、カラカラ浴場とはしご。

早くから観光客の集まるコロッセオ

コロッセオにコンクリートの舞台建設中

コロッセオは雨ざらしだから、多少のメンテナンスは必要だとしても、コンクリートの舞台は如何なモノだろう(笑)。

フォロロマーノの横にあるスタディオ

フォロロマーノの中

フォロロマーノはそこら一面遺跡なので、カリオストロの城で最後に湖の底から出てきた遺跡みたいでカッコよかった。

フォロロマーノの前の道でのパレード

パレードをやっていたが、全然統率がとれていなかった。さすがイタリア。

ローマのロードスター

 FIATが一番多いけど、割と日本車(トヨタが大半)も多い。初代のMazda MX-5 Miata(ロードスターの輸出名)もまだまだ現役。

浴場競技場

カラカラ浴場

カラカラ浴場

カラカラ浴場はとにかくデカい。広い。周囲は公園になっている。
結構、雰囲気は良いところだと思うのだが、カラカラ浴場「跡」なところが災いしてか観光客は少なめだった。
ローマ時代の風呂を描いたマンガ、テルマエ・ロマエを記念撮影のために日本から持ってきていたのに、ホテルに置いてきてしまったという失態に気づく。
宝塚にある、チボリ・カラカラテルメの呪いに違いないw。

ヤマザキマリ
4047261270

午後はセリエAの観戦があるので、地下鉄に乗ってFlaminioまで移動してボルゲーゼ公園を見物。

ボルゲーゼ公園

 地球の歩き方に載っている写真とほとんど同じ画が撮れたw。
9月でも割と蒸し暑かった(この日の最高気温は28℃)ので木陰が心地よい。

ローマのトラム

スタディオ・オリンピコにはFlaminioからトラムで。
それっぽい服を着た若い人が大勢乗っていたので、一目瞭然。
ちなみに、トラムを降りてからもスタジアムまで15分くらい歩きます。

スタディオ・オリンピコ

スタディオ・オリンピコ

持ち物検査は割と厳しめ。
リュックを持っていたので、中身を開けて機動隊風のお兄さんに見せる。
さらにゲートでは、チケットの本人確認のためパスポートを見せる。
取り出しやすい所に用意しておいて良かった。

対戦相手はボローニャ。
シーズン序盤の凡戦ということもあって客席は半分も入っていない感じ。
セリエAのローマといえども、毎回いっぱいにできるわけではないようだ。
試合は前半に2-0とローマがリードするも、運動量の落ちた後半に1点返され、終了間際に同点とされるロマニスタにはフラストレーションの溜まる展開。
荒れるのかなと思いきや、特に何もなく「あーあ、しょうがねえな」という感じでトボトボ帰って行くロマニスタたち。
帰りに限らず、全体的に意外なほど観戦マナーは良かったと思う。

それにしても、トッティが阪神のアニキのごとく、不良債権化していたのは残念だった。
試合前の練習を観てツレと、

「トッティ太くね?」
「当たりの強さが要るんだろ。あれで動けるんだから凄いよね。」

などと言い合っていたのに、ふたを開ければ全然動けてねえwww。

奥の列の先頭がトッティ 太い、よね?

足下に収まって前を向いた後のプレーは、さすがにファンタジスタだが、守備はほとんどしない。
必然的に、守備時のローマは10人状態→後半バテてくる→運動量落ちる→失点、となった。
レフトに送球できないアニキを置いている時の阪神と同じく、ハンディキャップマッチの様相。
これでスクデットはちょっと難しいだろうなあ。

しかし、トッティがローマで一番人気なのは明白。
レプリカ着ている人の8割がトッティで、1割がデ・ロッシで残りが1割といった感じ。
スタンドの周りから飛ぶ声援も、

「トッティー!!」
「フランチェスコー!!」
「カピターノ(多分、キャプテンの意)!!」

とトッティ向けばかり。

円満に解決するにはもう、アニキみたく自分から降りるしかないんだろうな、とツレと反省会をしながら、トレヴィの泉とパンテオンを観るべく地下鉄移動。

トレヴィの泉

トレヴィの泉は人が多くて、近寄りづらいし、写真も撮りづらい。
後ろ向きでコインを投げている人は割と少なかった。

パンテオン

パンテオンは工事中。
近くにはヴィットリアーノもあり。

ヴィットリアーノ

地下鉄駅から結構歩いたので、ヴィットリアーノからはバスでテルミニ駅前まで帰る。
バスの運転はかなりアグレッシブ。スピードも出ているが、高めの回転数をキープしてクラッチワークで走っている所が特にそう。

ホテルの目の前のDa Salvatoreという、地元の食堂といった風情の店で夕食。
パスタとメイン料理を選んで、スープとパンがサービスで12ユーロ。
日本で言うと定食みたいな感じだろうか。
ツレはメインに牛肉料理を頼んだら、「太る料理だよ」的なことをジェスチャーで言われていた。

ホテルに帰って、シャワーを浴びたらバタンキュー。
今日はいっぱい歩きました。明日も歩くぞ...zzzZZZZ。



なお、セリエAのチケットはベルザキャットで手配しました。
ネットで注文すれば現地のホテルに届けてくれて楽チンです。
値段は、試合によって違うと思いますが、今回は19,000円。
現地でもらったチケットをみたら45ユーロだったので、かなりマージンが乗っているとは思いますが、現地に行ってからチケットが手に入らないことが分かるなんて事態を回避できたり、言葉の心配をする必要がない点など、利用者側が得る利益の面から考えれば、まあこんなもんか、という印象でした。
逆に、語学力に自信があって、今回のようなシーズン序盤の凡戦を見に行くのであれば、現地に着いてからRoma Storeなどで十分買えると思います。

Roma Store

ただし、Roma Storeは上の画像のごとく、とても分かりにくいたたずまいです。
せめて看板くらい出しておいて欲しい。

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イタリア&ドイツ旅行記(1/7) 9月18日編 大阪からローマへ

5時半起きでツレの家から新大阪駅に行き、はるか3号で関空へ。
はるかに乗るのは始めてだが、特急のくせにスピードが遅い。
堺あたりで沿線のすぐ側に民家があるからか、全然スピードが上がらない。
単に途中の駅に止まらないだけの電車だ。

関空からはルフトハンザでフランクフルトへ行き、トランジットでローマのフィウミチーノ空港へ。
関空〜フランクフルト間の機材はエアバスA340-600。
機体中央の階段の下にトイレが5つあるという構造。
トイレは同一フロアにあるものと思っていたので意外だった。
他のお客さんも知らない人が多いらしく、後部のトイレは大渋滞になっていた。
片言の日本語で教えてくれた客室乗務員のお姉さんに感謝。

フランクフルトでEU圏内への入国審査があったので、同じEU圏内のイタリアでは審査なし。

フィウミチーノ空港からはレオナルドエクスプレスでテルミニ駅へ。
地球の歩き方には「近代的な空港駅」と書いてあるが、第一印象は「70年代か!?」。
薄汚れた駅と、車体と、低いホームから登って乗る車体の構造。

レオナルドエクスプレスに揺られること30分ほどでテルミニ駅に到着。外に出ててみると、暗い。
そもそも日本の駅前の明るさが異常なのだが、ローマは色温度低めの照明で数も少なく、建物の壁に当てた間接照明が多く、街全体が薄暗い。
駅前はアジア系、アフリカ系の怪しげな露天商が多く、あちこちの壁には落書きがある。
とてもカオスでゴミゴミしていて汚く、タバコの吸い殻は大量に落ちている。さすがイタリア。

15分ほど歩いてホテルへ。石畳ばかりなので、スーツケースの車輪の耐久度が心配だ。
泊まったホテルは、Crosti Hotel。こぢんまりした清潔な感じのホテル。

中には昔風の鉄格子のエレベーターがあるなど、雰囲気は良い。
コンセントの穴がガバガバで、持っていったプラグ変換器が簡単に抜けてしまうアクシデントもあったが、その他に問題点はなし。

入り口はこんな感じ

荷物をホテルにおいた後、夕食を食べにBabbo's Pizzeriaへ。
生ハムとサラダ、ピザを注文。普通に美味い。
日本で食うイタリアンと同じ、と書くと値打ちが無いように聞こえるが、日本人にも違和感なく美味しい味だった。
食後にエスプレッソを飲んでみたら、凄まじい苦さでひとつ勉強になった。
イタリアのエスプレッソは別物なんですね。

夕食を食べた後、ホテルに帰り、明日の用意をしてから就寝。
時差のため長い一日でした。



ちなみに持っていった変換器はこれ。
全世界対応で便利なのはモチロン、合体メカのような変形ギミックが凄い。

カシムラ マルチ電源プラグサスケ(ブルー) TI-13
B000WMK6X2

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