まずはテルミニ駅でローマパスを購入。これで各観光スポットや交通機関が安くなる。
ローマパスを手に入れたら地下鉄に乗ってコロッセオへ。
落書きの噂は聞いていたが、朝一でやってきた地下鉄車両が全面落書きで笑ってしまった。
ローマの地下鉄 |
コロッセオ、フォロロマーノ、カラカラ浴場とはしご。
早くから観光客の集まるコロッセオ |
コロッセオにコンクリートの舞台建設中 |
コロッセオは雨ざらしだから、多少のメンテナンスは必要だとしても、コンクリートの舞台は如何なモノだろう(笑)。
フォロロマーノの横にあるスタディオ |
フォロロマーノの中 |
フォロロマーノはそこら一面遺跡なので、カリオストロの城で最後に湖の底から出てきた遺跡みたいでカッコよかった。
フォロロマーノの前の道でのパレード |
パレードをやっていたが、全然統率がとれていなかった。さすがイタリア。
ローマのロードスター |
FIATが一番多いけど、割と日本車(トヨタが大半)も多い。初代のMazda MX-5 Miata(ロードスターの輸出名)もまだまだ現役。
浴場競技場 |
カラカラ浴場 |
カラカラ浴場 |
カラカラ浴場はとにかくデカい。広い。周囲は公園になっている。
結構、雰囲気は良いところだと思うのだが、カラカラ浴場「跡」なところが災いしてか観光客は少なめだった。
ローマ時代の風呂を描いたマンガ、テルマエ・ロマエを記念撮影のために日本から持ってきていたのに、ホテルに置いてきてしまったという失態に気づく。
宝塚にある、チボリ・カラカラテルメの呪いに違いないw。
ヤマザキマリ
午後はセリエAの観戦があるので、地下鉄に乗ってFlaminioまで移動してボルゲーゼ公園を見物。
ボルゲーゼ公園 |
地球の歩き方に載っている写真とほとんど同じ画が撮れたw。
9月でも割と蒸し暑かった(この日の最高気温は28℃)ので木陰が心地よい。
ローマのトラム |
スタディオ・オリンピコにはFlaminioからトラムで。
それっぽい服を着た若い人が大勢乗っていたので、一目瞭然。
ちなみに、トラムを降りてからもスタジアムまで15分くらい歩きます。
スタディオ・オリンピコ |
スタディオ・オリンピコ |
持ち物検査は割と厳しめ。
リュックを持っていたので、中身を開けて機動隊風のお兄さんに見せる。
さらにゲートでは、チケットの本人確認のためパスポートを見せる。
取り出しやすい所に用意しておいて良かった。
対戦相手はボローニャ。
シーズン序盤の凡戦ということもあって客席は半分も入っていない感じ。
セリエAのローマといえども、毎回いっぱいにできるわけではないようだ。
試合は前半に2-0とローマがリードするも、運動量の落ちた後半に1点返され、終了間際に同点とされるロマニスタにはフラストレーションの溜まる展開。
荒れるのかなと思いきや、特に何もなく「あーあ、しょうがねえな」という感じでトボトボ帰って行くロマニスタたち。
帰りに限らず、全体的に意外なほど観戦マナーは良かったと思う。
それにしても、トッティが阪神のアニキのごとく、不良債権化していたのは残念だった。
試合前の練習を観てツレと、
「トッティ太くね?」
「当たりの強さが要るんだろ。あれで動けるんだから凄いよね。」
などと言い合っていたのに、ふたを開ければ全然動けてねえwww。
奥の列の先頭がトッティ 太い、よね? |
足下に収まって前を向いた後のプレーは、さすがにファンタジスタだが、守備はほとんどしない。
必然的に、守備時のローマは10人状態→後半バテてくる→運動量落ちる→失点、となった。
レフトに送球できないアニキを置いている時の阪神と同じく、ハンディキャップマッチの様相。
これでスクデットはちょっと難しいだろうなあ。
しかし、トッティがローマで一番人気なのは明白。
レプリカ着ている人の8割がトッティで、1割がデ・ロッシで残りが1割といった感じ。
スタンドの周りから飛ぶ声援も、
「トッティー!!」
「フランチェスコー!!」
「カピターノ(多分、キャプテンの意)!!」
とトッティ向けばかり。
円満に解決するにはもう、アニキみたく自分から降りるしかないんだろうな、とツレと反省会をしながら、トレヴィの泉とパンテオンを観るべく地下鉄移動。
トレヴィの泉 |
トレヴィの泉は人が多くて、近寄りづらいし、写真も撮りづらい。
後ろ向きでコインを投げている人は割と少なかった。
パンテオン |
パンテオンは工事中。
近くにはヴィットリアーノもあり。
ヴィットリアーノ |
地下鉄駅から結構歩いたので、ヴィットリアーノからはバスでテルミニ駅前まで帰る。
バスの運転はかなりアグレッシブ。スピードも出ているが、高めの回転数をキープしてクラッチワークで走っている所が特にそう。
ホテルの目の前のDa Salvatoreという、地元の食堂といった風情の店で夕食。
パスタとメイン料理を選んで、スープとパンがサービスで12ユーロ。
日本で言うと定食みたいな感じだろうか。
ツレはメインに牛肉料理を頼んだら、「太る料理だよ」的なことをジェスチャーで言われていた。
ホテルに帰って、シャワーを浴びたらバタンキュー。
今日はいっぱい歩きました。明日も歩くぞ...zzzZZZZ。
なお、セリエAのチケットはベルザキャットで手配しました。
ネットで注文すれば現地のホテルに届けてくれて楽チンです。
値段は、試合によって違うと思いますが、今回は19,000円。
現地でもらったチケットをみたら45ユーロだったので、かなりマージンが乗っているとは思いますが、現地に行ってからチケットが手に入らないことが分かるなんて事態を回避できたり、言葉の心配をする必要がない点など、利用者側が得る利益の面から考えれば、まあこんなもんか、という印象でした。
逆に、語学力に自信があって、今回のようなシーズン序盤の凡戦を見に行くのであれば、現地に着いてからRoma Storeなどで十分買えると思います。
Roma Store |
ただし、Roma Storeは上の画像のごとく、とても分かりにくいたたずまいです。
せめて看板くらい出しておいて欲しい。
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