2泊目になったので食堂のお姉さんが顔を覚えてくれたらしく、
「Japanese?オハヨウゴザイマス」
と声をかけてくれた。
朝食を食べ終えて、今日もローマ観光へ。
まずはディオクレティアヌス帝の浴場跡へ行ったが、なんと月曜日は休み。
ちなみに、他にも今日行く予定だった、ローマ国立博物館マッシモ宮も月曜休みで断念。
ディオクレティアヌス帝の浴場跡 |
柵の間からカメラを入れて写真を撮って諦めることとする。
柵越しにテルマエ・ロマエも記念撮影。
ディオクレティアヌス帝の浴場跡を背景にテルマエ・ロマエ |
テルマエ巡りの続きは、トラヤヌス帝の浴場跡。
コロッセオの近くにあるオッピオ公園の中の一区画にある。特に観光スポット化していないらしく、分かりづらかったので、かなりウロウロ歩き回ってしまった。ここは公園の一部なので、金網で防御されている。
トラヤヌス帝の浴場跡 |
駅を降りて少し歩くと、すごい列が見えてきた。みんな、ヴァチカン博物館に入るための待ち行列で城壁の周りをぐるりと囲んでいる。
我々は前もってネット予約しておいたので、列の横を通って入り口へ。
パニーニとコカコーラ |
ヴァチカン博物館の入り口 |
左が一般のお客さんの列。右が団体予約客と思しき列。真ん中が個人予約客の列。
セキュリティーは厳しく、空港並みの設備を通るので、ジャラジャラと金属物を身につけていると面倒くさいことになる。
中の展示品は豪華絢爛の一言。
ヴァチカン博物館の中 |
通路が一面、天井画と彫刻で埋め尽くされている。これは凄い。民主主義のお金の使い方じゃ絶対許されないだろうなあ。
まともに観ていたのでは丸々1日使っても足りないくらいの展示量。
フラッシュ禁止の場所でも、フラッシュ焚いて撮影している人がいるのは万国共通ですね。
多分、設定方法しらないだけだとは思うけど。
ヴァチカン博物館を出た後は、サン・ピエトロ広場へ。
サン・ピエトロ広場から見るサン・ピエトロ大聖堂 |
今日はフィレンツェまで電車で移動する予定だが、2つほど断念したスポットがあるため、時間が少し余ってしまった。
せっかくなのでRoma Storeなどでへ行ってレプリカユニフォームを買うことにする。とはいっても、残念ながらサイズの合うユニフォームが無かったのでレプリカ練習着を買った。
ちなみにレプリカユニフォームは80ユーロで、背番号入れると90ユーロ。
試合のチケットもここで売っています。
Roma Store |
それにしても分かりにくい入り口だ。
レプリカを買った後は、ジョリッティでジェラートを食べてからテルミニ駅へ。
ジョリッティは先にレジでお金を払ってからジェラートのカウンターでオーダーするシステムのようで、分かっていない観光客(我々含む)でカオスになっていた。
テルミニ駅へ移動後、自動券売機でEurostar Italiaの切符を買う。券売機の前でツレと、あーでもない、こーでもないとやっていたら、制服着た駅のスタッフの人が親切に教えてくれた。イタリア人だって、使い方教えてお金を請求する人ばかりでは無いことを学んだぞ。
Eurostar Italia |
フィレンツェまでは2等の指定席で移動。
通路挟んで隣のイタリア人っぽいおっさんに、英語で
「英語分かる?」「どこから来たの?」「イタリア来るのは初めて?」
などと話しかけられた。
2等車は4列シートで、シート間の肘掛けの所に電源がついている。今日は、隣に人がいて使わなかったが非常に便利だ。JRは見習って欲しい。個人的には特にサンダーバードで。
乗り心地は思ったより良く、車内もそれなりに静かだが、新幹線より細かな揺れが多い。線路の継ぎ目だろうか・・・。風景を見る限りスピードは新幹線に比べれば遅く感じる。
総合的には十分なクオリティだと思う。正直、イタリアの電車には期待していなかったので意外だった。
車掌のお姉さんが走行中、空席に座っておしゃべりしている点はさすがイタリア。
2時間ほどでフィレンツェに到着。
ホテルにチェックイン後、まだ時間があるのでドゥオーモに行く。
花の聖母教会ドゥオーモ |
ドゥオーモのクーポラには463段の階段で登ることができる。
段数もキツいが、円を描くように登っていくので三半規管的にも少しキツい。
ドゥオーモ内の落書き |
階段の左右にはたくさんの落書きが。
日本語もハングルも中国語も、もちろん英語も、たくさんありました。
ドゥオーモよりフィレンツェを臨む |
なんとか登り切って、クーポラの上からパノラマ撮影。
ホントはドゥオーモ内部の天井画なども凄いのだが、持っていったレンズでは広角側が全然たりず上手く撮影できなかった。一面、天井画だから魚眼がいるという噂もあるが・・・。
ヴェッキオ宮 |
あとはプラプラと街を回り、サンタクローチェ教会とヴェッキオ宮を外から見てから、夕食へ。
夕食はOsteria dell'Agnoloで。
ドゥオーモの近くにあるナイスなリストランテ。魚介系のリゾットなどを食べた。
相変わらずイタリアは一品当たりの量が多い。
でも、隣の人はことごとく一人でその量を食べている。そりゃ太るよ。
魚介系のリゾット |
リゾットは貝の身を殻から出すのにひと苦労。
満腹になったところでホテルに帰って、シャワー浴びて就寝。
今日は電車に乗ってたのもあって、体力的には余裕のある一日だった。
フィレンツェで泊まったホテルは、Hotel Perseo Florence。
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅とドゥオーモの間という素晴らしい立地ながら、2人で150ユーロ以下(朝食付き)と、なかなかリーズナブルな価格。
設備は豪華ではなかったですが、清潔で広い部屋で満足度は高かった。
部屋の中はこんな感じ |
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