恐怖の入浴剤!?アイヌの涙
その昔、探偵ナイトスクープで話題になった「アイヌの涙」。キャップに2、3杯入れるだけで、凍えるような寒さになるという恐怖の入浴剤であった。番組中では実際に入手し、依頼者のお宅で探偵共々入浴し、その寒さに震えるシーンがお茶の間に大きな笑いをもたらしていた。オチは「アイヌの涙の正体はハッカ油で、説明書には2、3滴入れると書いてあった。キャップ2、3杯は入れすぎ」というものだった。詳しく知りたい方は、DVDが出ているのでそちらを参照して頂きたい。
本家は高いので、ノーブランドなハッカ油を
ずっと記憶に残っていたアイヌの涙。ふと、Amazonを検索するとハッカ油が売られている。しかも割とお手頃価格。実は、本家のアイヌの涙もまだ売られていて、さらにAmazonで取り扱いがあるのだが、こちらは高い(ただのハッカ油は20ml、680円だがアイヌの涙は10ml、2480円)。どちらもハッカ油100%となっているし、この値段差ほどの質の差はあるまいと判断して、ただのハッカ油を購入。
1ml中、ハッカ油 1ml含有 |
お湯の中なのに涼しいぞ
さっそく、風呂に入れてみる。注ぎ口はスポイト状にはなっていないので、2、3滴を注ぐのは難しい。適当にチョロチョロっと入れた。油なのでお湯の上に油滴が浮いているのが分かる。そしてすごいハッカの匂い。入浴してみるが、あまり寒くならない。あれ?と思って湯船からいったん出た瞬間、恐怖の入浴剤はその本領を発揮した。「これはヤバイ」「寒い」。すぐさまお湯に浸かり直した。
そう、油なので最初は表面に浮いていて、身体についていなかったのだ。それがお湯から出ようとしたときに身体につき、本領を発揮した。一度身体に付いてしまうと(皮膚に染みこむのかな?)お湯に入ってもその効果は続く。明らかに暖かいお湯の中にいるのに皮膚の表面は寒い。スースーする。すごく不思議な感覚。探偵達が震えていたのはこの感覚だったのかと、ある種の達成感を覚えてしまった。
こんな感じで水面に浮いてます。 |
試しで買った程度のモノだったが、十分に期待に応える効果を発揮してくれた。本家には申し訳ないが、正直ノーブランドのハッカ油で十分だ。これでも効き過ぎるくらい。風呂からあがって30分後には「寒い寒いとお湯に浸かりすぎて、逆のぼせたりしないのだろうか?」という若干の不安を抱きながらも、夏に向けて追加購入する気満々の自分がいた。
ハッカ油P 20ml | ||||
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アイヌの涙 | ||||
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