2010/11/21
SIWA リュックサックが2代目に
昨年から使っていた、SIWAのリュックサック。和紙と樹脂を混ぜたナオロンという素材を使い、紙のような質感を持ったリュックサックだ。
しかし、残念ながらイタリア旅行中にローマのスタディオ・オリンピコで肩紐が破断してしまった。使用不能になったSIWAは、荷物になるのでやや悩んだものの、かなり気に入って使っていたこともあって、結局日本に持って帰って修理を試みることにした。
購入先であるアシストオンに修理可能かどうか問い合わせたところ、メーカーにて状況を確認したいため、現品を送付して欲しいとのこと。早速、メーカーである大直に破断したSIWAを送付。すぐに返事をいただけた。返事の内容は、修理は可能であるが修理後の強度は新品に比べ落ちてしまう、とのこと。また、強度不足が気になるようであれば新品に交換もOK、いずれにしても無償で対応する、とのこと。なんと有り難い対応だろう。
SIWA製品は紙のような質感であるため、使い込むごとに文字通りシワが増え、味が出てくる点が魅力のひとつ。これまで使っていたリュックも、それなりにシワがついて味が出ていたため、どちらにするか迷ったが、結局新品に交換して頂くことにした。
そして昨日、新しいリュックサックが到着。事前に「質感が昨年の製品と異なる」と案内頂いていたとおり、先代に比べてゴワゴワ感の増した生地になっている印象。先代は柔らかめの生地だったので、印象だけで言えば丈夫になったような感じがする。一方で、紙のような独特の質感はもちろん健在。やはり魅力的な製品であることに変わりは無い。価格はやや高めであるため、万人が喜ぶ類のものではないものの、コンセプトを聞いて「おっ」と思った人にとっては買って損のない一品だろう。
というわけで、やはりSIWAはいいな、と思うとともに丁寧な対応への感謝の意味も込めて、SIWAのブックカバーを新たに注文してしまったのでした。
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