2015/11/03

SINタッチに使える羽田&チャンギ空港のシャワーサービス比較


 今年の1月から6月までANAのマイル(SFC)修行をしていました。修行の際によく使われるのがいわゆるSINタッチといわれるワザです。羽田の深夜便を利用して0泊3日でシンガポールを往復するもので、安価にプレミアムポイントが稼げる路線として人気があります。

 さて、そこで問題になるのが風呂をどうするかです。特にカネに糸目をつけない場合はリゾートのSPAに行っても良いわけですが、一般的に修行僧は如何に安く修行を終えるかを考えますので、空港のシャワーサービスを使うという解決策を取る人が多いようです。

 かくいう自分も修行と出張で何度か使うことになり、それなりに比較ができるようになりましたので以下に記しておきたいと思います。あくまで2015年6月くらい時点のものと思って御覧ください。

Airport name 羽田 SKY LOUNGE ANNEX 羽田 ANA LOUNGE チャンギ Rainforest Lounge(※T1です) チャンギ Ambassador Transit Lounge
価格 1,030 JPY
ただしゴールドカード必要
0 JPY
ただし上級会員資格必要
15 SGD 8 SGD
ドライヤー
ボディソープ
シャンプー
ヘアコンディショナー
化粧水
バスタオル
ボディタオル
歯ブラシ
個室トイレ
ドリンク 1ドリンク付き

以下、個室内の写真です。


羽田空港国際線 SKY LOUNGE ANNEX


洗面台とトイレ付き。シャワーというよりいわゆるbathroom借りてる感じでしょうか。


シャワーブース。


ボディソープ、シャンプ、コンディショナーあり。

 ラウンジ自体はゴールドカードを持っていれば無料で利用できるため、シャワー後はラウンジのドリンクで一息つけます。


羽田空港国際線 ANA LOUNGE


カードラウンジに比べると調度品のレベルがちょっと上がったかも?


 基本的に考えつくようなものはなんでもありました。ヘアコームだけは無かったかな…。もちろんシャワー後はラウンジでくつろげます。


チャンギ空港 Rainforest Lounge


 出張でエミレーツに乗った時に使いました。なので、これだけターミナル1です。写真にはないですがトイレと洗面台も付いてます。


シャワー後、15分のStayと1ドリンクが付いていました。受付の時には説明してくれない不親切さが海外でした。


チャンギ空港 Ambassador Transit Lounge


 今回比較した中では最安でしたが設備も最低限。ホントにシャワーブースしか無かったです。アメニティもほぼ無し。



 なんやかんやで、日本のサービスは安くて充実しているなあというのが現時点での個人的な結論です。



2015/06/29

NDロードスターには1週間用クラスのスーツケースが積める

 先日、11年ほど乗ってきたNBロードスターをNDロードスターに乗り換えました。18万kmほど走ってくれた先代では、よく2人分の荷物を乗せてキャンプに行ったりしていました。オープンにしても泊まりの荷物を積めるところがロードスターの良い所であります。

 さて、もうひとつ荷物周りの個人的なバロメータとして「スーツケースが積めるか」というものがあります。1週間程度の海外旅行に行く友達を空港に送迎するには、トランクにスーツケースが入る必要があります。1人で空港に行く時にも助手席に積むのはちょっと見苦しいので、できればトランクに収まって頂きたいのです。

 が、しかし、NDロードスターのスペック上の容量は130L。NBは144L、NCは150Lですから、スペアタイヤをなくして何とか頑張っているとはいえ確実に減少しています。加えてNBから比べると開口部も小さくなっています。

 そんなわけで、実際自分のスーツケースが積めるかどうか(実車を見ずに予約したという事情もあり)ドキドキだったのですが、遂に今日試してみました。結果は以下のとおり。


 無事、トランクに収めることができました。さすがロードスターです。なお、使っているスーツケースはサムソナイト・アメリカンツーリスター・パッセンジャー(既に絶版)の69(x49x30)cm、62.5Lのモデル。参考まで。


2015/06/28

ANA株主優待券の新/旧を間違ってチケットを買った場合に変更できるか

 ANAの株主優待と言えば、国内線を通常運賃の半額に当たる株主優待運賃で乗ることのできる株主優待券が有名です。旅割などの安い運賃に比べるとそれほど安くはありませんが、繁忙期や直前の購入でも値段が変わらず購入後のフライト変更も効くため、連休時の遠出やマイル修行に色々便利なアイテムです。

 そんなANAの優待ですが、本年度に配られる分から新しい仕様に変わりました。具体的には、チェックイン時に専用のチェックイン機に提出する必要のあった従来の優待券から、スクラッチカード状のものに変わりました。チケット購入後スクラッチを削って、現れたパスワードをWebサイトから登録すれば、搭乗日には優待券を空港まで持って行かなくてもよい(Skipサービスも使える)ものになりました。

 現状は新/旧の優待券供に有効期間内ですから、Webからチケットを購入する際にはどちらの優待券を使うか選ぶフォームが表示されます。ここで間違った方を選んでしまった場合、修正は効くのか?というのがこのエントリのテーマです。

 正直に言うと自分が間違ってしまったのです。あとからヤフオクで優待券を調達するつもりで旧のほうを選んで(旧のほうが有効期間が短いので安く手に入れやすいと思った)チケットを購入したのですが、実際には新のほうを落札してしまいました。このままでは使えません。

 で、変更を試みたわけですが、結論から言うと変更は可能でした。ANAカードデスクに電話して「間違った方の優待券を選択してしまったのですが…」と事情を説明して搭乗便の日付と便名を伝えれば電話口で変更を行ってくれます。

 ただし、少なくとも旧→新の場合は既に優待券が手元にある必要がありました。オペレータの方は旧→新の修正だけを行うわけではなく、その場で優待券の登録まで行いますので、電話口でスクラッチを削ってパスワードを伝える必要があるのです。「スミマセン、これから落札する予定です。」という恥ずかしいやり取りを避けるために、あらかじめ優待券を用意しておくことをオススメします。

2015/05/25

キューバ大使館でツーリストカードを取得してきた

 いわゆるキューバ危機以来、米国とは断行状態のキューバ。経済制裁もあって、60年代のまま時が止まったような、タイムカプセル状態と言われてきました。今年に入って両国は国交正常化交渉を開始し、事態は急速に進展しているようです。国交正常化が実現すると一気にアメリカ文化が流れ込んでくることが予想されますので、今年がタイムカプセルの中を観る最後のチャンスかもしれません。

 そんなわけで、会社の物好きと連れ立ってキューバへ旅行してみようということになりました。キューバへの入国にビザは不要ですが、パスポートの他、海外旅行保険の証明書と「ツーリストカード」なるものが必要になります。まあ、観光ビザみたいなものです。ツーリストカードは在日キューバ大使館の窓口で申請する他、郵送でも手続きが可能です。今回はたまたま東京に行く用事があったため、在日キューバ大使館領事部まで足を延ばして申請 & 取得を行ってきました。

 大使館へは大江戸線の赤羽橋駅から徒歩数分(Google Map)ですが、手続きを行ってくれるのは実は在日キューバ大使館「領事部」です。


こちらは在日キューバ大使館。こちらではありません。


在日キューバ大使館に向かって、3件右にある領事部。こちらが正解です。あいにく昼休み中(13:00くらいだったかな)に来てしまったのでCLOSEDとなっていました。

 近くで昼食を食べて1時間後くらいに再訪したところ、無事OPENとなっていました。申請手続きは簡単で、用意してある申請用紙に必要事項を記入して自分の写真を貼り、パスポートおよびパスポートのコピーとともに窓口に提出します。5分くらいでツーリストカードが発行されますので、手数料2,100円を払って受け取るのみです。

簡単なTIPSは以下のとおり。
・領事部には申請用紙の記入例があって参考にすると記入がラク
・写真を貼る糊、写真をカットするハサミは借りられる
・写真のサイズは45mm x 35mm(多少違ってもOK)
・滞在先を記入する欄は空白でもOK
・近くにコンビニがあるのでパスポートのコピーを忘れていってもOK

というわけで、最低限、写真とパスポートさえ持っていけばツーリストカードの取得は可能です。


ツーリストカードはこんな感じ(写真下)になります。パスポートに挟まっているのは領収書です。