Mac上のWindows環境を一新
これまでは、VMware Fusion 2.0 + WindowsXP ProfessionalをMac Pro上で使っていたのだが、WMwareも新しくなって速くなったらしいし、と思ってMac Proのメモリを増設するついでに、Windows環境も一新することにした。購入したのは、VMWare Fusion 3.0とWindows7 Home Premium 64bit版。諸々のインストール作業は滞りなく完了。
タスクマネージャーに1コアしか出ない
以前のWindows環境には2コアと2GBのメモリを割り当てていたが、メモリを増設したことだし、今回から2コアと3GBを割り当てることにする。設定後、Windows7を起動しタスクマネージャーで状況を確認すると、メモリは問題ないもののCPUのインジケータが1つしか出ていない。OSには1つしか見えていないだけで、実際はマルチコアを使っているのでは?と思い、Mac側のアクティビティモニタを確認。高負荷の作業をしても、やはり1コアしか使っていない。実際に、マルチで作業すると非常に重くなる、この時点で1コアしか使っていないのは確定。
カギは設定(.vmx)ファイルに
XPではProfessionalを使っていたので、Windows 7をHome Premiumにしたのが不味いのかと思ったが、VMwareのwebサイトにはバーチャルSMPがあるからXPのHome Editionでも大丈夫といったことが書いてあるし、そもそもWindows7は全てマルチコア対応はず。さらに調べると、
“VMware Fusion 3.0」における「Virtual SMP」の実装”
にヒント、というか解決方法があった。どうやら、1CPUあたりのコア数を直接設定ファイルに書き込まないと、2コアの場合には正しく認識しないようだ。仮想マシンファイルを右クリックし、「パッケージの内容を表示」して.vmxファイルを探す。そしてファイル内に、
「cpuid.coresPerSocket = "2"」
と書いて保存。
CPUあたりのコア数を設定 |
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