タイミング絶妙の有害(?)図書
東京都の青少年健全育成条例に議論が沸騰している中、絶妙のタイミングで火に油を注ぐような内容のマンガが刊行された。表紙で「三つ目がとおる」の和登サン似の主人公、みなりが
「都条例がなんぼのもんじゃい!!」 「こちとら非実在青少年でい!!」 |
と叫ぶお下劣ギャグ4コママンガ、「みなりの青春」である。問題の表紙は下の画像の通り。
内容は果てしなく酷い(ほめ言葉)。主人公みなりは、通う高校の教師と結婚している「人妻」で「母親」の女子高生である。彼女はかつて全クラスの男子と関係を持とうとした性豪で、全編あっけらかんとした下ネタで押し通す。
クラスメイトも、100万人に一人の名器の持ち主で、多くの男を腹上死させた女子や、局部だけに効く性魔法を操る女子など「そんな」キャラばかりだ。どうしようもないキャラクターたちが、中学生の妄想のような下ネタをこれでもかと撒き散らしている。また、このタイミングで「小学生にしか見えないが25歳の大人」という女教師を登場させるあたりはさすがである(笑)。
一番の見所は表紙
お下劣な内容も十分面白いが、個人的には表紙が一番の見所であると思う。上の画像で出版してしまうだけでも凄いと思うが、実はカバーを取るともっと刺激的な表紙が現れる。
ここまでやる必要があったんだろうか(笑)。ちなみにオビにも閣下の言葉を貰おうと都庁に連絡したが失笑されたそうだ。これらの粋なチャレンジ(笑)にグッと来た方は、是非作者の言う通り「人命救助だと思ってお買い求め」てあげて頂きたい。そうすれば、もっと刺激的な裏表紙のイラストも見ることができる。
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