実際に使った製品やサービスに対し、どれくらいの人が真剣にフィードバックを送っているのだろうか?送っても実際の製品やサービスに反映されることなんてないし、そもそも読んでいるのかすら疑わしいと思っている人は多いと思う。
自分はとあるメーカーで製品開発の仕事に就いているのだが、少なくとも勤務先ではユーザーからのフィードバックには比較的注意を払っており意思決定の場面で大きなヒントになることもある。メーカーサイドは何だかんだでユーザーのことをよく分かっていないので、建設的なフィードバックは貴重な情報なのである。
そうした個人的な経験から、製品・サービスに関するアンケートにはできるだけ真面目に答えるようにしている。その時、書くようにしているのは概ね以下の内容。
- どういう用途に、どのように使おうと思ってその製品・サービスを購入したか
- 言い換えれば、その製品・サービスでどのような問題を解決しようとしたか
- 購入後どのように使っているか
- 満足している点
- 不満足な点
- 改善して欲しい点とその方法
まず提供サイドは何でその製品・サービスが売れたか知らないので、最初にそれを書く。こういう意図で買ったと。で、意図通りに使えているか、使えていないか、改善するとしたらこの辺ですかね的なことを、あくまで個人的な見解ですよというスタンスで書いている。要するに自分が貰ったら嬉しいフィードバックを書いているのである。
ということを続けていると稀に粗品が貰える。先日はアウトドアメーカー、finetrackの製品に関するアンケートに答えていたところ、マルチ消臭スプレーに当選した。
通常こういう粗品は抽選となっていることが多いが、適当にアンケートを書いている人よりは真面目に書いている人にあげたくなるのが人情ではなかろうか。つまり真面目に書いたほうが当選確率は上がるのではなかろうか。そんなわけで、
- 中の人は意外とフィードバックをちゃんと読んでいる
- 真面目なフィードバックのほうが粗品を貰いやすい(はず)
という2点を踏まえ、みんな真面目なフィードバックを送ると良いと思う。所詮は1票なので、書いたことがみんな反映されるわけではないけれど、自分の使っている製品・サービスが自分好みの方向に変わっていくのは嬉しいことのはず。ついでに粗品も貰えれば最高だ。さあ、みなさんアンケートに答えましょう。
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