2016/12/12

アイスランド旅行 2016 3日目 ゴールデンサークルツアー

 3日目はゴールデンサークルツアーという日帰りの現地ツアーに参加。VELTRAから申し込みました。あらかじめホテルの場所を連絡しておくとピックアップのバスがホテルの前まで来て、バスターミナルまで送迎してくれます。ターミナルに着いたら早速ツアーバスに乗り換え……ではなくてカウンターに行って、バウチャーをツアーのチケットに換えてもらいます。チケットをガイドに見せて晴れてツアーバスに乗り込み。

ツアーバスはVOLVO製、中にUSBポートもWi-Fiもあります

 市内で乗り込むお客さんはピックアップのバスでターミナルに集まっていますが、郊外のお客さんはツアーバスで直接ピックアップしていきます。30分も走ると車窓は荒野ばかりに。

荒野、荒野

アンド荒野

 そして最初の目的地、シンクヴェトリル国立公園に到着。ここはちょうどユーラシアプレートと北米プレートの境目になっているところ。荒涼とした大地に広がる独特の岩肌を見ることができます。地の果てに来た感じ。




40分ほど自由行動になったので、歩き回ってみます。

遊歩道

ちょっと下から遊歩道を見る

小川も流れています

 しかし40分だと片道20分、余裕を見ると片道せいぜい15分、写真を撮りながらだと大して動けませんでした。

 というわけで、バスに戻って次の目的地へ。と思ったところで、2人ほどバスに戻ってきていない人がいることが判明。ガイド氏は10分ほど待ちましたが、それでも帰ってこないので置き去りにして出発することに。さすがに海外のツアーはこの辺バッサリですね。

 次の目的地はグトルフォスの滝。荒野の中に突如現れる大瀑布です。到着直前にガイド氏が「重要な事だからよく聞けよ」というので耳をそばだてると、どうやら「駐車場は2箇所あって今から下の駐車場につけるけど、集合はビジターセンターがある上の駐車場だ。間違えるなよ。」と言っている模様。一応、降りしなに確認して自由行動に移ります。

グトルフォスの滝

遊歩道があって近づけます

全景

近づくとこんな感じ

 ガイド氏によるとここのビジターセンターは羊肉のスープが名物とのことなので、カフェテリアで注文して食べました。スープも美味でしたが、パンとバターも美味い。自分のツアーにも日本人が数組いましたが、ここではHIS日本人ツアーの大集団を目撃しました。

羊肉スープ

 長めの自由行動のあとはゲイシール間欠泉に向けて出発です。間欠泉のことを英語で「ゲイザー」と言いますが、ゲイシール=Geysir=英語読みするとゲイザー、がその語源とのこと。現地につくと、そこらじゅうに大小様々な間欠泉がありました。

そこらじゅうから湯気が

デカい間欠泉

一番勢いがあるやつには観光客の輪が

吹き上がる様子

吹き上がる瞬間

小さいのもあります

これでメジャーな目的地は訪問完了。レイキャヴィークへの帰路につきます。

途中、トイレ休憩を兼ねて牧場に寄ったりもしました。

牧場の周りは荒野

馬。DNA的にはモンゴルの馬に近いとか。

 で、無事レイキャヴィークに帰ってきました。来た時と違ってシャトルバスで送ってくれたりはしないので、自分のホテルの近くに来たら勝手に降りる感じです。とはいえ、市内のどこに停まるかよく分からず(市内では3ヶ所くらいしか停まらなかった)、結局終点(昨日ブラブラしたメインの繁華街)まで乗ってしまいました。

せっかくなので、ちょっと外れにあるラーメン屋でアイスランドのラーメンチェックしてからホテルに帰ります。

ラーメン momo



醤油ラーメン

 店主はおそらく韓国系の方で、日本の海千山千社のラーメンプログラムを修了している本格派でした。が、メニューはヌードル、スープ、トッピングを選ぶ形で、なんとうどんも選べる構成。さすがに自分はラーメンになるよう選びましたが、うどんも人気とのこと。「日本ではこっちり味が人気だけど、アイスランドの人にはLightなほうが好まれる」とのことで、あっさり味。しっかりラーメンの味でした。食材、特にスープに使う昆布やしいたけは日本から輸入していますが、麺は他国の安物を使っているのでイマイチ、「ホントはここで打ちたいんだけどね」とのこと。ちょうど客が自分しかいなかったので色々と教えてくれました。

他のお客さんが来たところで会計を済ませて退店。


夕暮れ迫るロイガーベーグル通りを歩いて帰りました。

2016/12/10

アイスランド旅行 2016 2日目 レイキャヴィーク市内散策

 2日目の朝はホテルの朝食から。ビュッフェ形式です。特に目新しいものはありませんが、バター(Icelandic butter)は非常に美味しかったです。あと、意外なところで生野菜が美味しかったです。地熱を利用した温室できゅうりとかトマトなどを作っている模様。

ホテルの朝食

朝食を食べた後は、明後日の足を確保するためにBSI社のバスターミナルに向かいます。明後日はブルー・ラグーン近くの宿に移動する予定ですが、宿とブルー・ラグーンの予約は取ってあるものの移動手段を確保していなかったため、ここで路線バス(scheduled bus)のチケットを取ります。

BSI社のバスターミナル

場所はココ。



どうも自分の説明が下手クソだったようでブルー・ラグーン入場券付きのバスツアーチケットを売られそうになりましたが、適当な英語で移動だけで良いことを説明して、バスだけのチケットを無事購入。オープンチケットなのでどの時間のものに乗ってもOKとのこと。Northern Light Inn(ブルー・ラグーンの近くの宿)で降りられるか訊いたところ、ブルー・ラグーンで降りて歩いて行けと言われて親切に地図を見せてくれました。いや、宿からのメールには降ろしてもらえると書いてあったぞと思いながら、窓口の人が勘違いしている可能性はあるので当日ドライバーに頼むことにしてチケットオフィスをあとにしました。

必要なタスクはこなしたので市内の散策に行きます。

住宅街その1

住宅街その2

街を行くクルマは基本的に歩行者に道をゆずってくれます。

チョルトニン湖

中心部にあるチョルトニン湖は、湖というより、池ですね。日本だと鯉がいそうですが、他の欧州の国と同じく水鳥がたくさんいました。周囲は公園になっていて気持ちいいです。

繁華街も人はまばら

時間が早いのと天気が悪いこともあってか、街の中心部も人はまばらです。とはいえ日本の基準で考えるからで、意外とこれが普通なのかもしれませんが。何せ北海道以上の面積に人口が30万人の国です。

ドネルケバブとコーラ

昼食はケバブとコーラで1,900円(!)くらい。アイスランドは欧州の国には珍しく、お冷がもらえます(セルフサービスが一般的)。

レイキャヴィーク空港へむかう小型機
ケバブ屋から出てきて空を見上げると小型機が飛んでいました。実はレイキャヴィーク市内には国内線用の空港があって、地方都市や遊覧飛行の便が出ています。先程のBSIターミナルの裏にあります。自分が降り立ったケフラヴィーク国際空港がレイキャヴィークと表現されていたりもしますが、ケフラヴィークが国際線用、レイキャヴィーク空港が国内線用で別の空港です。行き先を東京で検索しても成田が出てくるようなもんですかね。

ライスヌードル

さらにブラブラして小腹が空いたところでNoodle Stationなるお店にてライスヌードルでもう1食。おそらくフォーだと思うのですが、店内の作りは日本のポスターが貼ってあったりして和食であるかのようなミスリードを誘う作り。値段は安くて800円くらいだったと思います。選べるトッピングの中にSugarがあってびっくりしました。Google上の評価は高いのですが、個人的にはあまり好みの味ではありませんでした。

10-11というコンビニ

大して動いていないのですが、時差ボケのせいかすごく眠くなってきたので夕方くらいにはコンビニで軽食を買ってホテルに帰りました。明日はバスツアーがあるので早めに寝て2日目終了です。っっd

2016/11/23

アイスランド旅行 2016 1日目 成田〜コペンハーゲン〜レイキャヴィーク

 超忙しく働きまくった上期をなんとか乗り切ることができたので、仕事のことは忘れて現実逃避したい!というわけで10/8 - 10/15の日程でアイスランドに行ってきました。エアラインはスカンジナビア航空(SAS)で、成田ーコペンハーゲンーケフラヴィークというコース。フィンエアーのほうが安かったのですが、宗教上の理由と乗り継ぎ時間が40分しかない点でパスしました。

成田から出発

機材はエアバスA340(シートピッチが狭い!)

機内食その1

軽食

機内食その2
10時間超のフライトを経てコペンハーゲンに到着。機内では橘玲氏の「マネーロンダリング入門」を読破したりしていました。

北欧っぽいアート
アイスランドはEU外ですがシェンゲン協定内の国ですので、 入国審査はコペンハーゲンで行います。いったんシェンゲン圏に入ってしまえば後は審査無しで移動できるというわけです。便利ですがアイスランドの入国スタンプはもらえません。

ここで「入国するんだしArrivalかな?」と通路を間違えそうになりましたが、シェンゲン圏内行きターミナルへの連絡通路にイミグレがありますのでTransitのほうに行きます。

ターミナルのお店は充実しています

やはり雰囲気が日本とは違う
アイスランド行きの フライトまでは3時間ほどあるので、SASラウンジでひと休みしようとやってきました。


が、しかし、入り口の自動改札が開かず、スタッフの方に訊ねてみると、「ケフラヴィーク行きの便は(コードシェアだけど)アイスランド航空のフライトだから、あなたのチケットでは入れないね。」とのこと。残念ながら売店でサンドイッチを買ってフードコートで飛行機を眺めます。

 ちょうど自分が乗り込む予定のゲートが見える位置だったので、搭乗機材(757)が到着するのを見ることができました。

出発40分前に搭乗機材が到着
 搭乗した後は離陸前に眠りに落ちてしまったので、あまり覚えていません。気がついたらケフラヴィーク国際空港に着陸していました。

特に混んでるわけでもないのにタラップ車
タラップ車で降機した後は徒歩でターミナルへ。 まずこなさないといけないタスクはSIMカードの調達です。事前に「Prepaid data SIM card Wiki」で調べておいたところ、免税店で買えるとのことでしたので免税店をフラつきます。しかし、発見できず店員さんに尋ねたところ「レジで買えるよ」とのこと。確かに上記のWikiにもレジで買えると書いてありましたが、まったく陳列がないとは…。というわけでレジに並んで尋ねてみると脇から出てきました。SiminnとVodafoneが選べます。特に理由はないですがVodafoneにしました。

SIMカードのパッケージ
ひとつ学んだのは、SIMカードを買うなら真っ先にレジに行こう、ということです。税金の高いアイスランドではかなりの確率で現地の人たちも免税店で日用品を買っていきます。したがって、荷物をピックアップして、店内を見回ってからSIMカードを買いに行くと長い列に並ぶことになります。SIMカードのみ買うつもりならピックアップの前にレジに直行しましょう。

 SIMカード調達後はバスでレイキャヴィーク市内に移動。あらかじめVeltraで申し込んで印刷してきたGrayLine社のバウチャーを同社のカウンター(制限エリアをでて目の前)に出してチケットに交換してもらいます。この時行き先のホテルを聴かれて、チケットにメモ書きされます。あとはこのチケットをバスのドライバーに見せればOK。アイスランドにはメジャーなバス会社としてこのGrayLine社とBSI(ビーエスーイーと読む)社があり、似たようなサービスを提供しています。間違えないようにしましょう。

ひたすら荒野を走ります
だいたい40分くらいでレイキャヴィーク市内のGrayLine社ターミナルに到着。ここから小型のバスに乗り換えそれぞれのホテルまで送ってくれます。ちなみにここまでの大型バスも、ここからの小型バスもWi-Fi付きで快適でした。


ターミナルはここ。ツアーなどの発着もあります。

そしてホテルに到着。今回はHotel Kletturにしました。適当に値段で選んだのですが、目抜き通りの終点近くにあり、コンビニも近くて便利な立地でした。



落ち着いた雰囲気

デスクのひき出し部分には冷蔵庫付き

欧州のホテルには珍しくケトルがある、と思っていましたが
今回の滞在ではすべてのホテルでケトルがありました。

バスタブ無し
成田から20時間で無事たどり着いたホテル、なかなか良い雰囲気でやっとゆっくりできます。というわけでシャワーを浴びて眠りにつきました。